日記 樋口泰人 妄想映画日記 その116 書いたはずの日記が残っておらず何を書いたかも忘れてしまう樋口泰人の2021年4月1日~10日の日記。そんな忙殺される日々のなかアナばかファンにおなじみの浅川満寛さんの千葉・外房の家を訪ねたことや、映画『ビーチ・バム まじめに不真面目』(ハーモニー・コリン監督)、『ザ・ライダー』(クロエ・ジャオ監督)、『クー!ギン・ザ・ザ』(ゲオルギー・ダネリヤ監督)、そしてリリース間近のエクスネ・ケディの新譜などについて綴られています。
映画 虹釜太郎 映画音楽急性増悪 第21回 今回の虹釜太郎さんの「映画音楽急性増悪」は主にキム・ギヨン作品における突発と突然、発明され続ける生存の方法について、『水女』(1979年)、『虫女』(1972年)他を取り上げます。
テレビ 風元正 Television Freak 第62回 家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんが、ドラマを中心としたさまざまな番組について縦横無尽に論じるTV時評「Television Freak」。今回は「卒業」をテーマに映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』や、この3月で番組終了もしくはメインキャスターが交代した報道番組について書かれています。大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)についても。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その115 映画配信サイト「GHOST STREAM」がオープン、 京都と東京・お台場で4月に開催される2つの爆音イヴェントも迫り、突如大忙しとなった樋口泰人の2021年3月21日~31日の日記。各所への連絡に明け暮れるなかで観た映画『海辺の彼女たち』(藤元明緒監督)、『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』、『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(アンドレアス・ドレーゼン監督)についても。
日記 青山真治 宝ヶ池の沈まぬ亀 第57回 青山真治さんの連載「宝ヶ池の沈まぬ亀」第57回は、東京と伊豆を行き来しながら趣味の翻訳、依頼を受けた書評の執筆を進め、アルノ―・デプレシャン監督とのトークイベントに出演したり、Bialystocksのライヴなどに行った2021年2月下旬から3月にかけての日記です。映画『マンディンゴ』(リチャード・フライシャー監督)、『ビーチ・バム まじめに不真面目』(ハーモニー・コリン監督)、『アメリカン・ユートピア』(スパイク・リー監督)などについても。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その114 樋口泰人による2021年3月11日~20日の日記です。実家への帰省、修理したカートリッジで聴くレコード、映画『アメリカン・ユートピア』(スパイク・リー監督)『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(スー・ウィリアムズ監督)『犬は歌わない』(エルザ・クレムザー、レヴィン・ペーター監督)といった話題とともに、boidの新事業や新企画の話もちらほら。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その113 樋口泰人による2021年3月1日~10日の日記。大阪・名古屋への久しぶりの出張、Amazon Kindleで発売された中原昌也さんの『2020年フェイスブック生存記録』、そして映画『水を抱く女』(クリスティアン・ペッツォルト監督)『星の王子 ニューヨークへ行く2』(クレイグ・ブリュワー監督)『パーム・スプリングス』(マックス・バーバコウ監督)などについて綴られています。
テレビ 風元正 Television Freak 第61回 家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんが、ドラマを中心としたさまざまな番組について縦横無尽に論じるTV時評「Television Freak」。今回は現在放送中の連続ドラマから『俺の家の話』(TBS系)と『君と世界が終わる日に』(日本テレビ×Hulu共同製作)を、そして3月6日に放送されたドキュメンタリー『ザ・ヒューマン 止まらない男~噺家 柳家小三治』(NHK BS)を取り上げます。
映画 原智広 映画川 『La Vie nouvelle』 先月掲載した 『Sombre』評 に続く、原智広さんによるフィリップ・グランドリュー監督作 “布教活動”第2弾。今回は2002年に発表された長編第2作『La Vie nouvelle』を取り上げます。東欧にある荒廃した架空の都市で出逢ったアメリカ人の青年と売春婦の関係を軸に、グランドリュー監督が見せる「新しい生」とは――。
映画 虹釜太郎 映画音楽急性増悪 第20回 20回めの更新となる虹釜太郎さんによる「映画音楽急性増悪」です。『The Conviction』『ポケットの中の握り拳』『夜よ、こんにちは』などのマルコ・ベロッキオ監督作品をもとに「待機」の時間と「誘拐前/後」について。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その112 樋口泰人による2021年2月21日~28日の日記です。デニス・シャーウッドやリー・ペリー、ニール・ヤングなどのレコードをお供に自宅&事務所で地道な作業を続けた日々の記録。オンライン試写で観た『風が踊る』『ブータン 山の教室』『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』、さらに宮崎大祐監督の新作短編『北新宿2055』についても。
音楽 井手健介 ぽつねん 第2回 音楽家・井手健介さんによるエッセイ連載「ぽつねん」、早くも2回目の登場です。今回は家賃が払えないという窮状に対する友人の何気ない助言から、“手に職をつける”ことになったお話。 その結果として生まれたのは「おてもやん」ではなく…!?
日記 青山真治 宝ヶ池の沈まぬ亀 第56回 青山真治さんの連載「宝ヶ池の沈まぬ亀」第56回は2021年1月末から2月にかけての日記。都内では自宅に籠って大江健三郎を読み進め、ひとりジャン・ルノワール週間を開催するなどして過ごし、DIYで生まれ変わりつつある伊豆の別荘にはレコードが持ち込まれオーディオ環境の整備が進められます。その他、Bialystocksのファーストアルバムや、ついに最終回も迎えた大河ドラマ『麒麟が来る』についても。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その111 樋口泰人の2021年2月11日~20日の日記です。 2月上旬 とはうってかわってオンライン試写で映画三昧の日々。『約束の宇宙(そら)』『夏時間』『テスラ エジソンが恐れた天才』『カポネ』『ドリームランド』『フィールズ・グッド・マン』という新作6本を観る過程で、かつて観たさまざまな映画の記憶も呼び起こされていきます。
音楽 井手健介 ぽつねん 第1回 「ぽつねん」。音楽家の井手健介さんが、愛聴しているレコードや日常生活のなかで起こった出来事について綴る連載がスタート。初回はアンソニー・ムーア『OUT』とザ・チックス『SOUND OF THE CHICKS』という2枚のアルバム、そしてJASRAC(日本音楽著作権協会)に問い合わせの電話をかけた際の珍妙な応答などについて記されています。
映画 原智広 映画川 『Sombre』 今回の映画川は『Sombre』という、1998年のロカルノ国際映画祭で初上映されたフィリップ・グランドリュー監督の長編処女作を取り上げています。同作を含め日本未公開の作品が多いグランドリュー監督作の「日本公開のための嘆願書」として、原智広さんが寄稿してくれました。”暗い”、”陰鬱な”、”闇”といった意味の言葉をタイトルに持つ映画に原さんが魅了される理由とは――。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その110 樋口泰人による2021年2月1日~10日の日記。人生最凶と占われた年を終え、お不動様で「身体健全」の祈祷を行うも、突然の訃報や小さなトラブルが続き下降気味の心身を、カーネーションやイノヤマランドのライヴ、様々なレコードの音楽で癒した日々の記録です。
テレビ 風元正 Television Freak 第60回 家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんが、ドラマを中心としたさまざまな番組について縦横無尽に論じるTV時評「Television Freak」。今回は現在放送中の連続ドラマから、『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)、『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系)、『24 JAPAN』(同)の3作品を取り上げます。
映画 冨田翔子 映画は心意気だと思うんです。 第19回 冨田翔子さんによる連載「映画は心意気だと思うんです。」第19回はまゆ毛と食い意地の話。百貨店の化粧品売り場への初潜入、そして現在公開中のスペイン発スリラー映画『プラットフォーム』(ガルダー・ガステル=ウルティア監督)によって、冨田さんのまゆ毛と食意地は新しい様式へといかに変貌を遂げたのでしょうか。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その109 ぎっくり腰が治らず、これまで避けてきた鍼治療を受け、どうにか仕事と散歩を再開。『ダブル・サスぺクツ』(アルノー・デプレシャン監督)、『デッドロック』(ローラント・クリック監督)、『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』(ジョン・コニー監督)、ジョセフ・ロージー諸作品などについて記された、樋口泰人の2021年1月21日~31日の日記です。
日記 青山真治 宝ヶ池の沈まぬ亀 第55回 青山真治さんの連載「宝ヶ池の沈まぬ亀」第55回は、2020年12月末から2021年1月にかけての日記。数十年ぶりにアルコール抜きで過ごした年末年始、仕事始めとなった黒田征太郎さんのライヴ・ペインティングの撮影、フィル・スペクターとスティーヴ・カーヴァーの訃報、映画『日本独立』『ソング・トゥ・ソング』『ふるえて眠れ』『フォードvsフェラーリ』『多十郎殉愛記』などについて記されています。
日記 樋口泰人 妄想映画日記 その108 樋口泰人による2021年1月11日~20日の日記。細々とした事務仕事や『VIDEOPHOBIA』のリモートトークショーなどをこなしていたらぎっくり腰を発症。それでも新たに入手したフォノイコライザーを使って聴く音楽に導かれるように日々は続きます。2月公開の映画『春江水暖~しゅんこうすいだん~』(グー・シャオガン監督)や、ビー・ガン監督の『凱里ブルース』『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』についても。