boidラジオ「Voice of Ghost」第12回は、当初4つのパートに分けて配信する予定でしたが、パート3とパート4を一つにまとめてお届けします。ゲストの音楽評論家・ミュージシャンの湯浅学さんの音楽の原体験から、人間不信に陥った出来事、好きなお笑いの影響、ボブ・ディランの音楽との出会い、そして執筆や評論、一人称の使い方についてまで、幅広いお話です。アルバムのB面曲や意味のわからないものに惹かれるという湯浅さんの関心も垣間見えてきます。7月3日(木)開催の湯浅湾ライブ「そこから先の湾」Vol.1を前に、ぜひお聴きください。
80年代は高円寺の伝説のレンタルレコード店「パラレルハウス」勤務。そこでのミニコミ「パラレル通信」を発行しつつ、映画・音楽の批評、書籍編集を開始。『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員をへて、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を98年に設立した。04年から、吉祥寺バウスシアターにて、音楽用音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。2020年、より小さな動きと声を伝える新レーベル「Voice Of Ghost」を立ち上げた。boidでの製作物は多数。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)。boidマガジン連載中の「妄想映画日記」の3年分をまとめた書籍『そこから先は別世界 妄想映画日記2020ー2023』が2024年12月に発売された。