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boidラジオ「Voice of Ghost」プレゼント企画のお知らせ
現在、回答を募集中のboidラジオ「Voice of Ghost」よりプレゼント企画のお知らせです。ぜひご応募ください!
◆ 「斉藤陽一郎を探せ!『違国日記』編」
そこにはいないはずの斉藤陽一郎を多くの人が幻視して思わぬ展開を見せた、『夜明けのすべて』のどこかに少しだけ映っている斉藤陽一郎を探すクイズ「斉藤陽一郎を探せ!」。
今回の『違国日記』編ではさらにそれを発展させて、「出演していないの斉藤陽一郎を探せ!」というお題となります。
もしかするとここに映っていたのではないか、あのシーンの人込みの中に紛れ込んでいたのではないか、あるいは最終的にカットされてしまったが本来ならこんな役で出演していたのではないか、続編が作られたらこんな役で出演したら面白いのではないかなど、『違国日記』と斉藤陽一郎をネタに妄想を膨らませよう、という企画です。
冗談と大真面目のギリギリのところでの企画、もちろん「正解」はありません。
でたらめ、間違い何でもありですが、ラジオの出演者たちを納得させる奇妙なリアリティがポイントになるはず。
解答者の中から1名様に、『違国日記』の中に登場したノートと色違いの、瀬田なつき監督が持参した赤い表紙のノートをプレゼントします。
締め切りは10月15日(火)。
10月2日(水)に発売されるブルーレイ、DVDをご購入されての大妄想大会なども楽しいかもしれません。
お時間ありましたら是非映画の世界に入り込みそこに斉藤陽一郎を捏造・幻視する、そんな映画の思わぬ広がりを体験してみていただけたらと思います。
応募フォーム
そこにはいないはずの斉藤陽一郎を多くの人が幻視して思わぬ展開を見せた、『夜明けのすべて』のどこかに少しだけ映っている斉藤陽一郎を探すクイズ「斉藤陽一郎を探せ!」。
今回の『違国日記』編ではさらにそれを発展させて、「出演していないの斉藤陽一郎を探せ!」というお題となります。
もしかするとここに映っていたのではないか、あのシーンの人込みの中に紛れ込んでいたのではないか、あるいは最終的にカットされてしまったが本来ならこんな役で出演していたのではないか、続編が作られたらこんな役で出演したら面白いのではないかなど、『違国日記』と斉藤陽一郎をネタに妄想を膨らませよう、という企画です。
冗談と大真面目のギリギリのところでの企画、もちろん「正解」はありません。
でたらめ、間違い何でもありですが、ラジオの出演者たちを納得させる奇妙なリアリティがポイントになるはず。
解答者の中から1名様に、『違国日記』の中に登場したノートと色違いの、瀬田なつき監督が持参した赤い表紙のノートをプレゼントします。
締め切りは10月15日(火)。
10月2日(水)に発売されるブルーレイ、DVDをご購入されての大妄想大会なども楽しいかもしれません。
お時間ありましたら是非映画の世界に入り込みそこに斉藤陽一郎を捏造・幻視する、そんな映画の思わぬ広がりを体験してみていただけたらと思います。
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◆「斉藤陽一郎を探せ! パート2」
前回は『夜明けのすべて』の中で一瞬だけ映った斉藤陽一郎を見つけるというものでしたが、今回は、実際にはいない斉藤陽一郎を見つける、という企画。
実際にはその映画には出演してはいないが、それでも「ここに斉藤陽一郎が出ていたら」「この役をこんな風に変えたらまさに斉藤陽一郎ではないか」、あるいは「まさにあれは斉藤陽一郎ではなかったか」など、あなたでしか見つけられない斉藤陽一郎を見つけた報告を頂きたいのです。
「空目報告」という解釈でも構いません。
また、劇場公開用に製作されたどんな映画でも問題なし。
限定期間はありません、いつでもいつまででも構いませんので、見つけた時に報告を。
それをboidラジオの3人が確認し、ラジオにて報告していきます。
それをboidラジオの3人が確認し、ラジオにて報告していきます。
選出された方にはそれぞれの報告の内容により、斉藤陽一郎、boidから何らかのプレゼントを送付します。
まずは斉藤陽一郎主演作品『蒲団』の来場者プレゼント用に作られたファブリックミストを用意しました。
今月公開のboidラジオ第5回前半の中でその香りに関しての説明があります。
まずは斉藤陽一郎主演作品『蒲団』の来場者プレゼント用に作られたファブリックミストを用意しました。
今月公開のboidラジオ第5回前半の中でその香りに関しての説明があります。
その他、いったいどんなプレゼントが飛び出すか、毎回のboidラジオ「Voice of Ghost」をお楽しみに。
ご応募をお待ちしております!
メンテナンスに伴う閲覧停止のお知らせ【11/5,7,19】
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2024年11月7日(木) 午前3:00~午前4:00
2024年11月19日(火) 午前2:00~午前5:00
何卒ご了承ください。
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- 音楽
音日記 2024年11月
長嶌寛幸さんによる2024年11月の「音日記」は、来年上演されるふたつの舞台『人面疽』『盲人書簡-上海篇-』、海外との共同制作の某映画のための曲作りや音楽構成と並行して作られたもの。制作日誌からは、音楽を作りミックスしていく作業がどのようなイメージで行われているかを窺い知ることもできます。
- 映画
時のポート 「雨が降って晴れた日」
甫木元空さんによる連載「時のポート」更新です。丸亀市を拠点に活動し、Bialystocksのジャケットの絵や、ライブの美術も担当された画家の竹﨑和征さんについて書かれています。
- その他
- 無料
記憶・周辺・パーラメント 第7回
栗栖丈璽さんによる連載、記憶と歴史のゆらぎを巡る写真作品『記憶・周辺・パーラメント』第7回は黒沢清監督、ジム・オルークさん、渡邊琢磨さんが登場。「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場Vol.15」黒沢清特集の記憶と共にお送りします。
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人(『記憶・周辺・パーラメント』第6回に寄せて)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
※本連載最新回は一定期間無料公開します。
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人(『記憶・周辺・パーラメント』第6回に寄せて)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
※本連載最新回は一定期間無料公開します。
- 音楽
大音山の麓 第6回
湯浅学さんが過去に様々な媒体に書かれた原稿を発掘していく連載「大音山の麓」第6回です。今回は2001年に情報誌「ダカーポ」(マガジンハウス刊)で約半年にわたって連載された「音楽素浪人夜話」を再録。当時のヒット曲・アルバムの新譜レビューということで、湯浅さんが他では言及されたことのないアーティストの作品も多数取り上げられています。
- 映画
mud vacation 第6回
猪股東吾/大袈裟太郎さんによる「mud vacation」第6回は体調が悪いなか取材を続けた10月の日記です。アイゼンハワー大統領の退任演説から現在の沖縄を見つめ、瀬嵩の浜で開催されたハーリー大会や原爆ドームを訪れ、衆議院選挙と米国大統領選の結果を知る1月です。
- その他
アヒルノイエ漫録 第7回
闘病中の中原昌也さんの言葉をもとに編集者の風元正さんがテキストを構成する連載「アヒルノイエ漫録」第7回。最近、笑福亭鶴光さんの昔のラジオ番組をよく聴いているという中原さん。その番組の合間に流れる映画会社のCMの話から、千葉泰樹監督の作品、介助をしてくれている若い人たちに勧めている映画の話へと広がっていきます。
- 日記
妄想映画日記 第187回
樋口泰人の「妄想映画日記」第187回は10月後半の日記です。眼鏡とアンプを買い換え、早起きして「爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」へ通い爆音黒沢清デーに大興奮。そして「新千歳空港国際アニメーション映画祭」へも向かった日々です。
- その他
迂回路の夜の人影たち 第8回
鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」第8回は、沖縄在住の写真家・上原沙也加さんの作品について、2年前に上原さんの個展の受付を担当した際の出来事、さらに10月に行われた展覧会「NEW JAPANESE PHOTOGRAPHY 1974→2024」における展示とトークショーなどを通して思考されています。
- ラジオ
boidラジオ「Voice Of Ghost」 第7回後編パート1
boidラジオ「Voice of Ghost」第7回後編は、Soi48 の宇都木景一さんと高木紳介さんをゲストにお迎えし、2回に分けてお届けします。boidマガジンでも「ADMの破片を探して」を連載中のお2人が、アジアのダンスミュージック「ADM」のリサーチをどのように行っているのか、国ごとの実体験を元にしたディープな話をたっぷりと聞けます。
- 音楽
XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第10回
藤本成昌さんが作成したロックバンド・XTCの活動年譜を掲載していく「XTCの歩み1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」第10回は、トッド・ラングレンがプロデュースした8枚目のスタジオ・アルバム『Skylarking』が発表された1986年の記録。当時の在籍メンバーは、アンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、デイヴ・グレゴリー(G, Key) です。
- 映画
潜行一千里 ILHA FORMOSA編 第9回
空族の連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」今回はカーツヤからの報告です。檳榔畑のジャングルを走り抜けて嘉義から高雄へ向かい、かつてリュウがワーキングホリデーで滞在した友人のジャクソンくん宅へ。ご家族とも再会を喜ぶなか、ジャクソンくんの祖母に日本語で話しかけられた一行は。
- 日記
妄想映画日記 第186回
樋口泰人の「妄想映画日記」の更新です。甫木元空監督『BAUS』の完成試写、2か月おきの定期検査、「爆音映画祭 IN 高崎2024」での爆音調整、中原昌也の個展などについて綴られた10月前半の日記です。
- 音楽
音日記 2024年10月
長嶌寛幸さんによる2024年10月の「音日記」。『共産党宣言』(マルクス、エンゲルス著)の一節から始まる”今月の音”は、オルガン、テナー・サックス、ピアノ、マリンバ、ギター、シンセサイザー、女性コーラスの音が代わるがわるフィーチャーされています。
- ラジオ
- 無料
boidラジオ「Voice Of Ghost」 第7回前編
boidラジオ「Voice of Ghost」第7回前編です。8月末に開催された「YCAM爆音映画祭2024」の振り返り、プレゼント企画・Bialystocksのシングル「近頃」の「ジャケット内の動物を探せ!」の正解者の発表を。今回も多くの方から思わぬ回答が寄せられ3人は驚きと爆笑の連続。いったいどこにそんなものが見えるのか、このページの下に「近頃」のジャケットを掲載しておきますので、それを見ながらみなさんの解答をお聞きください。いったいどんな小動物が見えてくるでしょうか? 第7回前編はレギュラー3人でお送りします。
- テレビ
Television Freak 第90回
家では常にテレビつけっぱなしの生活を送る編集者・風元正さんによるTV時評「Television Freak」。 今回は「顔」に注目して見た自由民主党総裁選挙などについて書かれています。
- 日記
爆山爆之介の爆ソロ生活 第4回
浅川満寛さんが房総半島南部での暮らしや、自身で製作されるオーディオ機器・爆音システムなどについて綴る「爆山爆之介の爆ソロ生活」第4回は、2024年9月の日記。毎年9月に開催されるいすみ市の「大原はだか祭り」、祭りの翌日に姿を消してしまった猫”長女”のことなどが綴られています。
- その他
迂回路の夜の人影たち 第7回
鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」第7回。幼少期から鈴木さんにつきまとっていた「いずい」という方言で表される感覚、映画を学び作るようになっても解消できず膨張していった矛盾について、アーティストの小宮りさ麻吏奈さんとの交流とともに綴られています。
- 日記
妄想映画日記 第185回
樋口泰人の「妄想映画日記」第185回の更新です。前回に引き続き「YCAM爆音映画祭」の最終日、翌日には湯浅学さんと2人での「アナログばか一代」を終えて東京へ。その後は疲れとメニエールから体調が悪化し、不安を抱え無理をしながらの社長仕事の日々が続いているようです。
- 映画
mud vacation 第5回
猪股東吾/大袈裟太郎さんの連載「mud vacation」は9月の日記です。制作中のドキュメンタリー映画のための取材者も残り数名となり、編集作業も進んでいます。沖縄を理解する上で、制作者・ジャーナリスト・移住者としてどのような視点を持つのか、日々目の前に現れる様々な問題や沖縄戦を含めた史実をどのように映画に含めるのかなどの思考が綴られています。
- 映画
映画音楽急性増悪 第60回
虹釜太郎さんによる連載「映画音楽急性増悪」60回目の更新です。今回は『悪魔のいけにえ』シリーズ9作品(トビー・フーパー監督、ジェフ・バー監督、キム・ヘンケル監督、ほか)、そして『悪魔のいけにえ』以外のトビー・フーパー監督作品などについて書かれています。
- インタビュー
- 無料
『SUPER HAPPY FOREVER』五十嵐耕平監督×佐野弘樹×宮田佳典インタビュー
今年のヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、現在全国公開中の五十嵐耕平監督最新作『SUPER HAPPY FOREVER』。主演俳優の佐野弘樹さんと宮田佳典さんが、五十嵐監督へ声をかけたことから始まったという本作の映画作りについて、樋口泰人が3人へインタビューをしています。
- その他
アヒルノイエ漫録 第6回
闘病中の中原昌也さんの言葉をもとに編集者の風元正さんがテキストを構成する連載「アヒルノイエ漫録」第6回。今回はいくつかの凶悪事件と、その事件に連鎖して起こった奇妙な現象について語られています。
- 音楽
XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第9回
藤本成昌さんが作成したロックバンド・XTCの活動年譜を掲載していく「XTCの歩み1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」第9回は、 10枚目のスタジオ・アルバム『Nonsuch』が発表された1992年の記録。 当時の在籍メンバーは、アンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、デイヴ・グレゴリー(G, Key) です。
- その他
大音山の麓 第5回
湯浅学さんが過去に様々な媒体に書かれた原稿を発掘していく連載「大音山の麓」第5回。前回に続き、2008~2009年に週刊誌「AERA」の書評欄で主に漫画評を担当された際の記事を再録します。書き下ろしの解説では、湯浅さんにとって特別な思い出となった漫画家の勝又進さんとの出会いを回想されるとともに、勝又さんの作品について書かれた「アックス」の記事も再録しています。
- 映画
潜行一千里 ILHA FORMOSA編 第8回
空族の連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」第8回です。原住民のアミ族が多く暮らす花蓮の市街地の空を飛ぶ戦闘機の機体を確認するトラツキー。潜入した東大門夜市でも異様な光景を目の当たりにする一行です。次に隊員のリュウがかつて暮らした高山茶の名産地でもある嘉義へ、友人シェンビンくんを訪ねたようです。
- その他
記憶・周辺・パーラメント 第6回
栗栖丈璽さんによる新たな連載、記憶と歴史のゆらぎを巡る写真作品『記憶・周辺・パーラメント』第6回、今回はboid主宰の樋口泰人が登場します。
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
- 音楽
音日記 2024年9月
長嶌寛幸さんによる2024年9月の「音日記」です。来年1月17~19日に上演される音像空間劇『JINMENSO-人面疽-』の脚本執筆と並行してつくられた”今月の音”は40分を超える作品。LAFMS(Los Angeles Free Music Society)、デヴィッド・シャイア、リーグ・オブ・ジェントルメン、フライング・リザーズといった固有名や、Buchlaのモジュラーシンセサイザーが登場する制作日誌とともにお楽しみください。
- 日記
妄想映画日記 第184回
樋口泰人の「妄想映画日記」は8月下旬の日記です。ようやくの夏休みで山梨にて母親と面会をし、清里にあるロック喫茶兼うなぎ屋で好物のうなぎ料理を堪能。ジェフ・ニコルズ監督の『ザ・バイクライダーズ』を鑑賞し、細々とした仕事をこなして山口情報芸術センター[YCAM]になんとか到着。爆音上映、前夜祭での甫木元空×梅田哲也スペシャル・ライブ、さまざまなゲストの様子など「YCAM爆音映画祭」での出来事が綴られています。
- その他
Horse racing watcher 第12回
風元正さんが競馬の面白さや記憶に残るレースについて綴る連載「Horse racing watcher」。今回は、活況を呈する現在の競馬界の裏にある騎手の苦悩にまつわるお話です。優秀な若い騎手が台頭する一方で、騎乗機会が与えられない中堅が増えている現状について考察されています。
- 映画
mud vacation 第4回
猪股東吾/大袈裟太郎さんによる「mud vacation」の更新です。「島ナイチャー」というポジショナリティで映画制作に取り組むこと、そして高江、水納島、辺野古、安和桟橋、宮古島、石垣島、那覇地裁での未成年誘拐不同意性交事件の公判など各地での取材を続ける8月の日々が綴られています。
- ラジオ
boidラジオ「Voice Of Ghost」 第6回後半
編集作業により公開が遅れてしまいましたが、boidラジオ「Voice Of Ghost」第6回後編です。現在公開中の『違国日記』を監督した瀬田なつきさんと出演の夏帆さんをゲストにお迎えしています。長年の友人でもあるお二人の『違国日記』制作現場や最近食べた美味しいごはんについてなど。また瀬田監督からのプレゼントが当たる「斉藤陽一郎を探せ!『違国日記』編」もあります。
- 映画
映画音楽急性増悪 第59回
虹釜太郎さんによる連載「映画音楽急性増悪」第59回は、ブランドン・クローネンバーグ監督の3作品と『インフィニティ・プール』で仮面をデザインしたリチャード・ラーフォースト作品について書かれています。
- その他
迂回路の夜の人影たち 第6回
鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」第6回。ピーター・グリーナウェイ監督『英国式庭園殺人事件』を見に行った映画館のロビーの風景からはじまる今回のエッセイは、グリーナウェイのDVDを貸してくれた年上の女性や主治医の先生など、かつて鈴木さんが入院生活を送っていたときに触れ合った人々のことが綴られています。
- 日記
爆山爆之介の爆ソロ生活 第3回
浅川満寛さんが房総半島南部での暮らしや、自身で製作されるオーディオ機器・爆音システムなどについて綴る「爆山爆之介の爆ソロ生活」第3回は、2024年7月~8月の日記。夏らしく様々な虫が侵入、巣を張り、さらにはコウモリに新たな猫まで出現します。また、「劇画の日」(7月24日)に記された、つげ義春さんが水木しげるさんのアシスタントを務めていた時代について検証した備忘録も。
- 音楽
ADMの破片を探して 第5回
Soi48の連載「ADMの破片を探して」の更新です。今回はインドネシア、バンドンのヒップホップ・グループSUNDANISからの誘いで、OMKクルーで出演した音楽フェスティバル「LEGOK KIARA FESTIVAL」について書かれています。インドネシアの様々な地域の伝統音楽を聴き、天候のため8時間も遅れてスタートしたOMKのDJはどう受け入れられたのでしょうか。
- その他
アヒルノイエ漫録 第5回
闘病中の中原昌也さんの言葉をもとに編集者の風元正さんがテキストを構成する連載「アヒルノイエ漫録」。今回は、青山で生まれ育った中原さんが幼少期から青年期にかけてどのように現代アートに触れてきたかが語られています。
- 音楽
XTCの歩み1966-1999~彼らはいつどこでなにをしたか~ 第8回
藤本成昌さんが作成したロックバンド・XTCの活動年譜を掲載していく「XTCの歩み1966-1999 ~彼らはいつどこでなにをしたか~」第8回は、1980年10月~12月の記録。9月のオセアニアツアーから帰国したバンドは、休む間もなく全英ツアーをこなし、さらに再びアメリカ/カナダにも渡ります。当時の在籍メンバーは、アンディ・パートリッジ(Vo, G)、コリン・モールディング(Vo, B)、デイヴ・グレゴリー(G, Key)、テリー・チェンバーズ(Ds)です。
- お知らせ
boidラジオ「Voice Of Ghost」 公開生配信
8月29日(木)18時よりYCAM爆音映画祭会場にててboidラジオ「Voice Of Ghost」の公開生放送!無料ライヴ配信ですのでどなたでもご視聴いただけます。
- 映画
潜行一千里 ILHA FORMOSA編 第7回
空族の連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」第7回です。成り行きまかせの「特攻」作戦で、台湾島立体地図を眺めつつダンさんの言葉を思い出した先遣隊は台東へと向かいます。道中、突然のboid司令部からの連絡により都蘭では阿美族の冠中さんに会うことに。さらには花蓮へも進んだようです。