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- その他
大音山の麓 第5回
湯浅学さんが過去に様々な媒体に書かれた原稿を発掘していく連載「大音山の麓」第5回。前回に続き、2008~2009年に週刊誌「AERA」の書評欄で主に漫画評を担当された際の記事を再録します。書き下ろしの解説では、湯浅さんにとって特別な思い出となった漫画家の勝又進さんとの出会いを回想されるとともに、勝又さんの作品について書かれた「アックス」の記事も再録しています。

- 映画
潜行一千里 ILHA FORMOSA編 第8回
空族の連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」第8回です。原住民のアミ族が多く暮らす花蓮の市街地の空を飛ぶ戦闘機の機体を確認するトラツキー。潜入した東大門夜市でも異様な光景を目の当たりにする一行です。次に隊員のリュウがかつて暮らした高山茶の名産地でもある嘉義へ、友人シェンビンくんを訪ねたようです。

- その他
記憶・周辺・パーラメント 第6回
栗栖丈璽さんによる新たな連載、記憶と歴史のゆらぎを巡る写真作品『記憶・周辺・パーラメント』第6回、今回はboid主宰の樋口泰人が登場します。
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)
「なぜか下半身が写されずまるで天空からぶら下がっているかのようにも見える黒い鳥のぼんやりとした真っ黒な表情に驚かされるのだが、それがぼんやりと見えるのはおそらくその顔の中の白い点、小さな目が白目だけになっているように見えるからだろう。そのぼんやりとした視線を頼りに写真をたどっていくと、いくつもの時間、いくつもの場所を通り過ぎ、ありえない出会いを繰り返した挙句、池なのだろうか、水面に浮かぶ天空の白い月影に吸い寄せられる。黒い鳥の目と水面に浮かぶ月影を結ぶ白い視線の徘徊と蛇行、切断と接続の下に広がる世界の姿。それは限りなくリアルである故に限りなく遠い。この白い視線を頼りに、われわれは失われた下半身の視線を獲得しなければならないだろう」ー樋口泰人
「意識深層に響く映画のよう」ー石井岳龍(映画監督)
「視点とアングル、反復とアシンメトリー、地表とアルケオロジー、相対した二項より第三項を析出する、秘蔵の写真家にしてアーティスト、栗栖丈璽の蓄積と環境のアッサンブラージュ」ー松村正人(批評家)

- 音楽
音日記 2024年9月
長嶌寛幸さんによる2024年9月の「音日記」です。来年1月17~19日に上演される音像空間劇『JINMENSO-人面疽-』の脚本執筆と並行してつくられた”今月の音”は40分を超える作品。LAFMS(Los Angeles Free Music Society)、デヴィッド・シャイア、リーグ・オブ・ジェントルメン、フライング・リザーズといった固有名や、Buchlaのモジュラーシンセサイザーが登場する制作日誌とともにお楽しみください。

- 日記
妄想映画日記 第184回
樋口泰人の「妄想映画日記」は8月下旬の日記です。ようやくの夏休みで山梨にて母親と面会をし、清里にあるロック喫茶兼うなぎ屋で好物のうなぎ料理を堪能。ジェフ・ニコルズ監督の『ザ・バイクライダーズ』を鑑賞し、細々とした仕事をこなして山口情報芸術センター[YCAM]になんとか到着。爆音上映、前夜祭での甫木元空×梅田哲也スペシャル・ライブ、さまざまなゲストの様子など「YCAM爆音映画祭」での出来事が綴られています。
- その他
Horse racing watcher 第12回
風元正さんが競馬の面白さや記憶に残るレースについて綴る連載「Horse racing watcher」。今回は、活況を呈する現在の競馬界の裏にある騎手の苦悩にまつわるお話です。優秀な若い騎手が台頭する一方で、騎乗機会が与えられない中堅が増えている現状について考察されています。

- 映画
mud vacation 第4回
猪股東吾/大袈裟太郎さんによる「mud vacation」の更新です。「島ナイチャー」というポジショナリティで映画制作に取り組むこと、そして高江、水納島、辺野古、安和桟橋、宮古島、石垣島、那覇地裁での未成年誘拐不同意性交事件の公判など各地での取材を続ける8月の日々が綴られています。

- ラジオ
boidラジオ「Voice Of Ghost」 第6回後半
編集作業により公開が遅れてしまいましたが、boidラジオ「Voice Of Ghost」第6回後編です。現在公開中の『違国日記』を監督した瀬田なつきさんと出演の夏帆さんをゲストにお迎えしています。長年の友人でもあるお二人の『違国日記』制作現場や最近食べた美味しいごはんについてなど。また瀬田監督からのプレゼントが当たる「斉藤陽一郎を探せ!『違国日記』編」もあります。

- 映画
映画音楽急性増悪 第59回
虹釜太郎さんによる連載「映画音楽急性増悪」第59回は、ブランドン・クローネンバーグ監督の3作品と『インフィニティ・プール』で仮面をデザインしたリチャード・ラーフォースト作品について書かれています。

- その他
迂回路の夜の人影たち 第6回
鈴木史さんによる連載「迂回路の夜の人影たち」第6回。ピーター・グリーナウェイ監督『英国式庭園殺人事件』を見に行った映画館のロビーの風景からはじまる今回のエッセイは、グリーナウェイのDVDを貸してくれた年上の女性や主治医の先生など、かつて鈴木さんが入院生活を送っていたときに触れ合った人々のことが綴られています。

- 日記
爆山爆之介の爆ソロ生活 第3回
浅川満寛さんが房総半島南部での暮らしや、自身で製作されるオーディオ機器・爆音システムなどについて綴る「爆山爆之介の爆ソロ生活」第3回は、2024年7月~8月の日記。夏らしく様々な虫が侵入、巣を張り、さらにはコウモリに新たな猫まで出現します。また、「劇画の日」(7月24日)に記された、つげ義春さんが水木しげるさんのアシスタントを務めていた時代について検証した備忘録も。

- 音楽
ADMの破片を探して 第5回
Soi48の連載「ADMの破片を探して」の更新です。今回はインドネシア、バンドンのヒップホップ・グループSUNDANISからの誘いで、OMKクルーで出演した音楽フェスティバル「LEGOK KIARA FESTIVAL」について書かれています。インドネシアの様々な地域の伝統音楽を聴き、天候のため8時間も遅れてスタートしたOMKのDJはどう受け入れられたのでしょうか。