桜井鈴茂

1968年札幌市近郊生まれ。大学進学にともない東京郊外へ。98~00年は京都市に在住。バイク便ライダー、郵便配達員、小料理屋店長、ベンチャービジネス専攻の大学院生、水道検針員などさまざまな履歴を経たのち、『アレルヤ』(朝日新聞社、双葉文庫)で第13回朝日新人文学賞受賞。他の著書に『終わりまであとどれくらいだろう』(双葉社、双葉文庫)『女たち』(フォイル)『冬の旅』(河出書房新社)『どうしてこんなところに』(双葉社、双葉文庫)『へんてこな この場所から』(文遊社)。最新長編『できそこないの世界でおれたちは』(双葉社)が18年4月に刊行。