毛利悠子

1980年神奈川県生まれ。東京都在住。日用品と機械とを再構成した立体物を環境に寄り添わせ、磁力や重力、光など、目に見えない力を感じ取るインスタレーション作品を制作する。2015年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)グランティとしてニューヨークに滞在。同年「日産アートアワード2015」でグランプリを受賞。2016年夏から秋にかけてロンドン、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム、カムデン・アーツ・センターにて滞在制作。近年の主な展覧会に「Circus without Circus」(Project Fulfill Art Space、台湾、2016年)、「六本木クロッシング2016」(森美術館、2016年)、ヨコハマトリエンナーレ2014、札幌国際芸術祭2014など国内外多数。東京の駅構内の水漏れの対処現場のフィールドワーク「モレモレ東京」を主宰